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おいしい高知をとことん味わう団欒ビール/高知カンパーニュブルワリー

更新日:8月27日







土佐湾が広がる高知県の香美市に「高知カンパーニュブルワリー」があります。代表の瀬戸口信弥さんはサラリーマン時代によく夫婦でお酒を飲んでいましたが、奥さんがビールを苦手だったため別々のお酒を飲むことが多かったそう。そこで『同じお酒で一緒に乾杯をしたい』という思いからブルワリーを立ち上げました。

Q.会社名の由来は?

カンパーニュは大きくて丸いフランスパンのことです。大人数でパンを分け合いながら食事をするので、家族や仲間という意味があります。僕らのモットーは家族や仲間と一緒に乾杯できるビールをつくり、いつもの食卓にたくさんの幸せを届けることです。あたりまえのように思える瞬間こそ幸せだ、と改めて感じられるような、日常を豊かにするビール造りを目指しています。


Q.商品にはどんな特徴がありますか?

1つ目は、ビールが苦手な人でも飲みやすいビールであること。2つ目は、全てのビールに高知県の特産品を使用し、その素材が活かされるモノづくりを行うことです。高知県は気候や風土が異なるエリアが多いので様々な作物や食文化があります。皆さんに新しく美味しい高知を味わってもらう為に、生産者の方にこだわりや食材の調理法、生産物への思いを受け取りビール作りに活かしています。


例えば、榧(かや)という木の実を使用して作った「かやの森ヘイジーエール」という商品があります。榧の木は碁盤・将棋盤の最高級木材として知られていますが、育成に約300年の歳月を必要とするため、新たな植樹が進まず、絶滅に近い状態にありました。そんななか、30年前から榧の森を守る事業を始めた地元生産者とのコラボレーションにより、榧の実を活用したビールは誕生しました。成木までの300年の期間に事業としての持続可能性をもたせるため、個性的な魅力を放つ榧の実に着目し、ビールに姿を変えて販売しています。実の利活用が榧の森を守るサイクルにつながっていくことを目指しています。開発段階では油分の多さ・泡持ちの悪さ・独特の匂いに苦戦したこともありました。ある日、「霧がかった榧の森」を見て濁りのあるヘイジービールにしてみたところ、柑橘・ウッディな香りが特徴的でやさしい飲み口になりました。まるで森の中にいるようでこころも体も癒されます。


Q.今後の目標は?

47都道府県ご当地ビールのように、高知県の全市町村の素材でビールを作り“ビアツーリズム”を実現させたいと思っています。ただビールを飲んでもらうだけでなく、TOSACOを通してビールの素材をつくる生産者の魅力を伝える「人と人を繋ぐビール」でありたいと思います。


ビールの造り手である瀬戸口さんの情熱とともに風土が感じられるビール。キーンという乾杯の音とともに食卓を笑顔で囲む風景が浮かんできます。


【基本情報】

高知カンパーニュブルワリー

所在地 高知県美香市土佐山田町栄町2-29

URL https://tosaco-brewing.com/

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