top of page
ohkuni2

美味しくて体に優しいチョコレートを目指して/COCO KYOTO





COCO KYOTOは「美味しさと健康を両立できるチョコレート」作りに取り組んでいる、ビーントゥバー・ローチョコレートの専門店です。グランパティシェの横田さんは「RUTE DE CHOCOLAT」で統括シェフ、京都センチュリーホテル製菓料理長を務めた後、カカオ豆の選定・焙煎を自ら行うチョコレート造りをしたいとCOCO KYOTOを立ち上げに携わり、現在京都に2店舗を構えます。世界中の最高品質のチョコレートを認定する国際コンクール「インターナショナル・チョコレート・アワード」では連続受賞を果たしました。


Q. 美味しさと健康を両立できるチョコレートを作ろうと思った理由は?


カカオ豆は栄養素が豊富に含まれているスーパーフードで、昔は薬の代わりとして使用されていたぐらい、本来はとても健康にいいものです。でもカカオ豆だけだと苦味があるので、多くのチョコレートは砂糖を沢山入れてしまい、カカオ豆の栄養を活かしきれていません。一般的な洋菓子店でもチョコレート菓子を作る際に砂糖が多く入った業務用のチョコレートを使用しています。白砂糖を使用せずに“カカオ豆本来”の良さを伝えたくて、体に優しいチョコレート作りを始めました。


Q. どのような点にこだわっていますか?


カカオ豆の産地の選別・買付・焙煎から関わっています。また白砂糖の代わりに羅漢果や有機ココナッツシュガーなど低GI・低糖質の素材を使用し、抹茶や黒豆、白味噌など京都の伝統的な食材と日本酒を組み合わせています。


Q. 日本酒をチョコレート作りに活用されているとお聞きしました


素材と素材の繋ぎとして加えています。お酒を入れることで、味が引き締まり口に含んだ瞬間パッと花開くような味わいになります。私達は和の素材を使うので同じ和の日本酒がとても合います。

商品1品ごとに異なる酒を選定しています。味が分かるほどお酒をしっかり使用したチョコレートと、風味付け程度に使用したチョコレートの2通り作っているので、お子さんやお酒が苦手な方にもカカオ豆が引き立つ健康で美味しいチョコレートをぜひ食べてもらいたいですね。


Q. 日本酒をよく召し上がるという横田さん。晩酌におすすめのチョコレートは?


カカオ豆の産地によって酸味が強い・コクが強い・マイルドなど特徴があり、それに合ったお酒の選定が重要です。

・リキュールは柑橘系の酸味が強いマダガスカル産のカカオチョコレート

・ウイスキー・ブランデーはコクが強いエクアドル産のカカオチョコレート

・日本酒はマイルドな味わいになるガーナ・ベネゼエラ産のミルクチョコレート 

 日本酒は大吟醸よりもお酒のコクが出る純米吟醸がおすすめです。


Q. 世界最大の国際品評会で4年間受賞され、本場パリのサロン・デュ・ショコラにも出店されていますが、反響はどうでしたか?


日本酒ベースのゆずリキュールを練り込んだボンボンショコラは、レモンとは違う日本らしい柚子の香りに反響が特に良かったです。抹茶を始め、柚子などまだまだ他にも発掘できていない和の素材が、チョコレートと抜群の相性を見せるはずだと思います。今後も日本らしいびっくりするような素材を探し、アピールしていきたいですね。


COCO KYOTOのチョコレートは口に含んだ瞬間広がる素材の味、カカオのコクが長く感じられ贅沢な気分になります。美味しいのに低糖質というのが嬉しいですね。


「今後も常に改良を重ね、チャレンジし続けていきたい。日本・京都らしいチョコレートの追求と、京都ブランドを世界へ発信し続けていきたい」とカカオ本来の美味しさを探求する横田さん。

チョコレート界をリードするパティシエとして、今後も更なる高みを目指す姿は若いショコラティエ達に影響を与えていくでしょう。


身体に優しいチョコレートでカカオ本来の味を感じながら、いつもと違う晩酌を試してみませんか。


【基本情報】

COCO KYOTO

所在地 本店:京都府京都市中京区西ノ京三条坊街15-3

    西院店:京都府京都市右京区西院平町2

営業時間 11:00~19:00

URL https://coco-cacao.jp/


閲覧数:69回0件のコメント

Commentaires


bottom of page