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  • ohkuni2

日本一小さい酒造メーカー!?/フルーツリキュールフリークス

更新日:2022年1月24日


2014年設立。京都の古民家で営むベンチャー酒造メーカー「フルーツリキュールフリークス」。

大手メーカーでは真似できない果実を贅沢に使った果実酒が人気です。


代表の姉崎さんはもともと趣味で果実酒を造っていたといいます。果実酒へ熱い思いを持っている姉崎さんですが1人で晩酌はしないとのこと。友人との宴会の場で自作の果実酒をふるまったところ、好評をもらったことから事業をスタートしました。設立して1〜3年は常に倒産と隣合わせで「味には自信があったが、どのように販売していこう」と悩んでいたそうです。そこで京都の名産品を使ってクラウドファンディングで商品開発を行うことに!


中国のリキュールであるあんず酒を長野県産のすももを使った「すもも酒」、イタリアのリモンチェッロを京都水尾の柚子を使った「柚子チェッロ」など、日本の食材を存分に活かした商品が特徴的。北山杉の木のリキュールや、ヨモギで作ったアブサン、夏みかんのリモンチェッロ、パープル南高の紫宝梅を使った梅酒など、ユニークな商品がたくさん並びます。

どれも驚くような商品ですが、「梅酒品評会」銀賞を3回、今治市の「梅酒全国制覇」グランプリなど数々の受賞歴があり、味も香り高く人気があります。




商品開発の軸として「バーテンダーの方に喜んでもらえるようなリキュール」を目指しているといいます。料理と同じで、素材から創作意欲が湧くように酸味や苦味が尖っていて隠し味として入れたくなるような味を追求したリキュール。素材をたっぷりと使った果実酒が美味しいのは当然だが原材料費が高くなり普通の会社は作れない。"ネット直販”という営業形態だからこそ原価率が高い商品が作れる素材本来の個性を活かしていて、大手メーカーには再現できない味になっています。とてもユニークな経営方針で、商品のラインナップにもそれがあらわれています。



リキュールについて語る姉崎さんは少年のように目が輝いていました。理科の実験室のような酒蔵で今日もリキュールの研究を続けています。思いもしなかったお酒の登場に今後も活躍が楽しみです!


【基本情報】

フルーツリキュールフリークス

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