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酔えるアイスクリームって?SAKEICEで新しいお酒の楽しみ方を

更新日:2021年8月27日







今回紹介する商品『SAKEICE』開発者の丹波さんは東京海洋大学冷凍学研究室卒業後、発売元である株式会社えだまめへ就職。『SAKEICE』の開発からブランディング、広報活動まで担われています。

同社はもともと、飲食店などが新たに冷凍食品を使った商品を販売する際の企画や製造、マーケティングをトータルで手掛けています。 冷凍技術を使って日本の美味しいものを世界に届けることをミッションに、糖質制限のロカボ食、働くママを助けるミールキット、ヴィーガンの方のためのプラントベースフードなど、時代を先取りした商品開発を進めています。


そんな会社が着目したのが、これまでにない新しいアイス。最初はSNSで話題になっていたアイスクリームにお酒をかけると美味しいというアイデアをきっかけに、プロジェクトがスタート。試作段階ではワインやビール等の酒類との組み合わせも検討したのだとか。中でも日本酒がアイスとの相性が良くサプライズ感もあり、日本酒の需要を広げる新しいアプローチにもなるのでは?というところから開発が本格化しました。


今までの日本酒アイスはアルコール度数1%未満のものが多かったのですが、『SAKEICE』は原材料の1/4程度もの日本酒を配合し、高アルコール濃度(約4%)を実現。 口に入れるとミルクの甘味と、あとから存在感を発揮する酒の味が、ほどよく溶け合います。日本酒に馴染みのない方でもアイスで香りや旨味を気軽に楽しめますし、日本酒をよく飲む方でも、酒ごとの個性の違いを楽しめるはずです。


これまで日本全国30箇所程の酒蔵とのコラボを行ってきました。それぞれの個性をアイスで表現するのは一筋縄では行きませんが、お酒の特徴を活かせる味わい作りを大切に、酒蔵の方も交えた試作を重ね、一つ一つ丁寧に開発しているそうです。

2020年3月には日本で初めての日本酒アイス専門店を浅草・雷門から徒歩5分のところにオープン。20-30代前半の女性の需要が高く、コロナの影響を受ける前、多いときには1日350人程の来店もあり、来店を通して日本酒の新たな魅力発掘、日本酒離れの世代の取り込みにも繋がっています。


丹波さんは「SAKEICEを通して、日本酒に苦手意識がある方でも触れる機会を作る事で、もっと魅力を伝えていければ……」と今後の展開にも目を輝かせます。 これからの季節にひんやりと酔えるSAKEICE、いかがでしょう?


【基本情報】 株式会社えだまめSAKEICE


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